場面緘黙症の支援方法についてのセミナーを開催しました!
こんにちは。
ことばと発達のサポートルーム マーブルです。
言語聴覚士が5名在籍する児童発達支援・放課後等デイサービス事業所で
『ことば』『聞こえ』『食べる』ことに課題を抱えるお子さまに完全個別型療育で専門的アプローチを行っております。
詳しい支援内容はこちら
マーブルでは地域貢献の取り組みの1つとして、定期的に勉強会を開催しております。
先日、5/15(月)には
『場面緘黙に関する支援の在り方』
についてお話をさせていただきました。
地域の保護者さま、支援者さま、多くの方にご参加いただきました!
場面緘黙のセミナーの内容
場面緘黙症のお子さまに対しては、正しい理解と知識を持って支援をすることが大切です。
マーブルで開催したセミナーの内容は
- 場面緘黙について
- 現状把握(アセスメント)をしよう!
- 具体的な支援方法について
- 場面緘黙の予後
- 場面緘黙に関するQ&A
- 参考文献等のご案内
主に、このような内容でお話させていただきました。
まず大切なのは
- 場面緘黙について正しく理解をすること
- お子さまの現状把握(アセスメント)をすること
- 個々に合った適切な支援をすること
であると考えます。
場面緘黙でも、お子さまによって状態は様々なのです。
よくある場面緘黙に関する誤解
人見知りとはどう違うの?
人見知りとは、人に慣れるまでの期間と程度が異なります!
リラックスできても話せない状況が続きます。
1ヵ月以上発話がない場合は専門機関に相談した方がいいです。
わざと喋らないだけじゃないの?
それは違います!!
話そうとしても どうしても声がでない状態です。
話しかけても無視するから、話しかけない方がいいのかな…
優しくされると嬉しいです!
心のなかでは「ありがとう!」と思っています。
このように場面緘黙では多くの誤解を受けてしまうことが多く、間違った対応をしてしまうことによって症状を悪化させてしまうなど、お子さまの予後にも大きく影響を及ぼしてしまうことがあります。
場面緘黙セミナーのご感想
ご参加いただいた保護者さま、支援者さまから嬉しいご感想をいただいておりますのでご紹介します!
緘黙の症状からアセスメント、具体的なアプローチと例を用いてお話して頂き とても分かりやすかったです。
場面緘黙について知識がなかったので、大変勉強になりました。
基礎的な説明からして頂き、大変勉強になりました。合意形成の大切さに気付きました。
関わっているお子様と照らし合わせて聞くことができました。すごく分かりやすかったです。
今、知りたいことが聞けました。専門的支援からの助言を頂けました。
お子さまが場面緘黙かも…と思ったら
うちの子もしかして場面緘黙かしら…
と思ったら
発達相談機関、教育カウンセラーなど専門家に相談しましょう。
場面緘黙には『ことばの課題』が絡んでいることもあります。
当事業所でも保護者さまからのご相談を承っております。
場面緘黙のお子さまの支援についても、当事業所での個別療育で対応しております。
また、事業者さま向けのコンサルテーションも行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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