保育所等訪問支援の利用事例とご利用の流れについて
こんにちは!
ことばと発達のサポートルーム マーブルです。
私たちは、ことばの発達や遅れなど『ことば』に課題があるお子さまに対して、言語聴覚士が専門的にアプローチする完全個別型療育を実施しております。
今回は
保育所等訪問支援
について紹介させていただきたいと思います。
事業所にご来所いただく児童発達支援事業や放課後デイサービスの他に、訪問型支援である保育所等訪問支援というサービスがあります。
保育所等訪問支援は、どのようなことをするの??
何となく聞いたことはあるけど、どうやって利用したら良いの?
実はまだまだ認知度も高くなく、ご利用されているご家庭が多くはありません。
保育所等訪問支援とは、どんなサービスなのか?
利用事例と共に、ご利用の流れについてご説明して行きますね!
保育所等訪問支援とは
障害のある児童など専門的支援が必要と認められた児童が集団生活に適応するために、専門スタッフが保育園・幼稚園・学校等を訪問して児童への支援や先生職員への助言を行うサービスです。
サービス名から、訪問できるのは保育園と勘違いされることもありますが
- 保育園
- 幼稚園
- こども園
- 小学校
- 中学校
- 高校
- 特別支援学校
など、お子さまが集団生活をしている施設に訪問することが可能です。
訪問時の流れ(事例)
お子さまの課題や訪問する場所によって訪問時の支援内容は異なりますが
今回は、一つの事例として訪問時の流れについてご紹介します。
お子さまの在籍する保育園や学校をマーブルのスタッフが訪問します。
活動の場に入室し、お子さまが集団生活においてどんなところに躓きや課題があるのかを観察します。
お子さまの様子に合わせて視覚的なスケジュールや手順書を提示するなど直接介入をしたり、お子さまが活動しやすくなる工夫を提供してみます。
訪問先の先生や職員さんに、今後の支援についてのご提案などフィードバックをします。
後日保護者さまにも訪問時の様子をお伝えします。
訪問先と保護者さまには後日訪問記録を書面でお渡しします。
- 1回あたりの訪問時間は約1時間です
- ご希望次第で定期的に訪問(1回/月など)することも可能です
ご利用の保護者さまのお声
子供が関わる場所(学校・デイサービス)の先生やスタッフが、子供について共通認識を持って一貫性のある対応をすることが必要です。
集団生活の中で混乱しやすい特性のため、多くの課題があります。
関わる人の対応がバラバラになることで一番困るのは子供。
不適切な対応が誤学習を招いてしまうこともあるので、専門的なお立場から助言をいただけることは大変ありがたく思います。
入園した保育園で『障がいのある子の対応がわからないので専門的な助言をいただけると助かる』とご希望がありました。
耳からの情報が入りにく子でしたので、視覚的情報(絵カード)で見通しを立てることをアドバイスいただき、行動が少しずつ落ち着いてきました。
保育所等訪問支援ご利用の流れ
保育所等訪問支援のご利用には、自治体から発行される受給者証が必要となります。
子供が集団生活の中で困り事がある
関係する場所と連携をして子供が過ごしやすくなるようにしたい
と感じておられる保護者さまは
受給者証をお持ちではない方も
受給者証をお持ちの方も
マーブルを既にご利用の方も
マーブルをご利用ではない方も
まずはお気軽にお問い合わせください!!